日本労働組合総連合会(以下、連合)が発表した2025年春季労使交渉の第3回集計によると、定期昇給を含む正社員の平均賃上げ率は5.42%となり、前年より0.18ポイント上昇し、2年連続で5%台を維持しました。
また、組合員300人未満の中小企業でも、賃上げ率は5.0%となり、前年より0.31ポイント増加。大企業に限らず、賃上げの流れが広がっています。
まとめ
昨年に引き続き、物価高や人材確保への対応として、企業規模を問わない賃上げの流れが続いています。連合はこの傾向を「新たなステージの定着に向けた着実な前進」と評価しています。今後も労使間の交渉がどのように進展し、どこまで賃上げが実現されるのか、注目されます。